裏人生ノート

表じゃ言えないこと

【種田】その男、先駆者につき【山頭火】

こんばんはてらです。

種田山頭火の自由律俳句を読んだことありますか?


今日も宿がなく星の下で眠るとか潰した虫を眺めているとかおにぎり食べてるなうとか今でいうツイッタラー。

そう、もはやツイッターの始祖といっても過言ではない。

時代を先取りしすぎましたね。

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僕はAmazonAIスピーカー(Amazon Echo)とか仮想通貨とか時代に先駆けて積極的に取り入れてきたのですけど、やはり歴史の風雪に洗練されてきたものにはいいもの多いですよ。


僕は最近(2年くらい)密教についてお勉強してるんですけど、日本における真言密教の始祖といえば弘法大師空海


日本人を日本人足らしめたのが空海ではないかと思ってます。

大師が亡くなってから1200年とちょっと経ってるんですけど大師に関する資料ってめちゃくちゃ残ってるんですよね。従って大師の考えや人物像に迫りやすい。

1000年以上昔の人間で大師以上にその人物に関する資料が残されている人間っているのでしょうか?


大師自体が三筆の一人であり能書家であったということも手伝っているのだとは思いますが。


大師卍すげぇって話はおいおいしたいと思います。


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で、今日GoogleのトップがAIによって2045年までに実現"される"技術的なものを読みまして、考えさせられました。


AIが知的生産階級の仕事を全部引き受けるようになって、人類の天才科学者と呼ばれた人々をも越えていくということなんですけど、では俺達の仕事はどないなんねん?と


原点回帰するのではないですか??


ホワイトカラー(事務とかスーツ着てるピーポー)の仕事はほとんどなくなってしまうのでブルーカラー(技能、力仕事、稲作)等の仕事にまた人々が戻っていくのかって。


このお正月に株友達と話してたこんな話があります。

「資本主義ってさ、競争の自由を認めてるけどさ、結局M&Aとかしてでかいところが飲み込んでいくから多様性がないと思わん?規模の経済性とか考えたら中小とかどれだけいい技術を持っていたとしてもコストを下げられて安く売れる大手には敵わんやん。その点昔はそれぞれがそれぞれ生きていくために何かしらの技能を身につける必要があって、その中で焼き物だの工芸品だの、華道だの茶道だのなんだの生まれてきて多様性あると思わん?今じゃ桐箪笥よりイケアのやっすい箪笥皆選ぶやろ」


「いやいや、お前昔なんか生まれで仕事が決まったようなもんやん。職業選択の自由とか昔の方がなくね?」


的なね。


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俺達が時間を"無駄に"している資料作りとか、データの手入力とか、法律の勉強とか法律に違反してないかとか会計とか運用とかそんなん全部もうAIに丸投げにしてしまったらええねん。


田植えして、野菜を育てて、絵好きな人は絵書いたり、それぞれがそれぞれの技能に磨きをかけてフリーランスと化していく。そういう感じの未来(原点回帰)するんちゃうかなぁって個人的には思ってます。


メルカリアッテとかまさにそれですよね。個人で生きながらアウトソースしてお互いを助け合うみたいな

 


その中で再度宗教が評価され直すのではないかと思うんです。


僕たちが金を稼ぐために仕事漬けの毎日で忘れてきた日本人の心を取り戻すって言うんですかね。


空海のこんな言葉があります。


「三界狂人不知狂 四生盲者不識盲
 生生生生暗生始 死死死死冥死終」


三界の狂人は狂せるを知らず。 四生の盲者は盲いなるを識らず。
 生まれ生まれ生まれ生まれても生の始めに暗く、死に死に死に死んでも死の終わりに冥(くら)し。


三界の狂人とはつまり、欲とか色に目が繰らんでほんとに大事なものが見えなくなってるってことです。


つまり、満員電車に揺られて毎日働いておうちに帰って一息ついての繰り返しの毎日

おまえらはなんのために生きてるんや?セックスか?金か?幸せになるためか?

なんも見えてないやんけ


そうやって何回生まれ変わっても同じ事を繰り返して大事なものが何か分からずにまた死んでいくことを繰り返すのさ、と。頭を冷やせって


仕事がAIに奪われまくった結果、人間が頭を冷やしだすのではないですかね。


つまり、何が言いたいかというと密教を勉強している僕は既に時代を先取りしてしまっているということです。


あーつら。時代先取りし過ぎて卍つらいわーーー


時代先取りしすぎてるから彼女ができへんのかー


先駆者卍つれぇ